森保一

ミシャ式進化系3バック・マネジメントのデザイン力で一躍トップコーチに躍り出る

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監督経歴

現役引退後、サンフレッチェ広島のコーチで指導者キャリアが始まる。S級ライセンス取得後にU-19日本代表のコーチとして2006年アジアユース選手権で準優勝という結果を残す。その後、ミシャ監督時代のサンフレッチェ広島のトップチームのコーチへ就任する。

ミハイロ・ペトロビッチの後任として2012年からトップチームの監督に就任する。就任1年目でJ1年間優勝を達成。翌2013シーズンも優勝、2015年にも年間優勝を達成している。2017年に成績不振で辞任。

サンフレッチェ辞任の後、2017年に2020年東京五輪の代表監督に就任する。2018年には当時のフル代表監督だったハリルホジッチが解任され、後任の西野朗監督にコーチとして参加しロシアW杯のベスト16進出に貢献した。

2018年、五輪代表を兼務したままフル代表の監督に就任。五輪とフル代表の兼務や、新規就任時に日本人監督というのはいずれも初めて。

ミハイロ・ペトロヴィッチの後任となり、ミシャ式3421を独自進化させた。守備的リスクとのバランスが取れた戦術でJ1優勝の実績を重ね、一躍国内トップレベル監督の評価を得る。

五輪代表・フル代表では広島時代とは異なり基本4バックが多い。4231がベースとなり、時折伝家の宝刀3バックもオプション的に採用している。

「メダル獲得の目標は、私だけのものなのか、チームで共有しているものなのか。」
引用元：https://number.bunshun.jp/articles/-/841807