カテナチオ時代に攻撃的343で一時代を築いた名将
監督経歴
本格的な指導者キャリアは30歳から。セリエCのチェゼナーティコからスタート。国内チームで着実にキャリアを積み、ウディネーゼ、ACミラン、ラツィオ、インテル、トリノ、ユヴェントスといったクラブを指揮していった。
当時のイタリア人としては攻撃的
ACミラン時代には、就任した1998-1999シーズンにスクデッドを獲得しトップコーチとしての認知度を一気に高めた。当時のイタリア人監督としては343など攻撃的な布陣が特徴的である。
主な戦術・フォーメーション
スポットを浴びた343
ウディネーゼを率いていた当時、超攻撃型の布陣として注目され、ミランではビアホフを引い聞いてスクデットを獲得したことで、一躍脚光を浴びることになる。
代表では4321で固定
日本代表就任後343もトライしたもののはまらず落ち着いたのが4231の配置。もともと日本人の良さを最大限活かすという方針がベースにあり、素早さや連携を基本としたコンビネーションによる攻撃的なサッカーを施行した。
当時の日本代表の主力は、ミラン所属の本田、インテル所属の長友、ユナイテッド所属の香川など、欧州トップクラブ所属のメンバーも多く、テストマッチ等では主導権を握る試合運びや崩すシーンも作れており、史上最強と謳われていたがチームピーキングが早すぎたのもあり、W杯ブラジル大会では予選全敗で敗退となってしまった。
2020年に監督業を引退
2011年 アジアカップ カタール大会 ベストメンバー
ACミラン 1998/1999シーズン 開幕メンバー
監督データ
名前 name |
アルベルト・ザッケローニ Alberto Zaccheroni |
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国籍 country |
イタリア |
生年月日 birthday |
1953年4月1日 |
指揮チーム team |
1983-1985 チェゼナーティコ 1985-1987 リッチョーネ 1987-1988 ボカ・サンラッツァーロ 1988-1990 バラッカ・ルーゴ 1990-1993 ヴェネツィア 1993-1994 ボローニャ 1994-1995 コゼンツァ 1995-1998 ウディネーゼ 1998-2001 ミラン 2001-2002 ラツィオ 2003-2004 インテル 2006-2007 トリノ 2010 ユヴェントス 2010-2014 日本 2016 北京国安 2017-2019 アラブ首長国連邦 |
マネジメント management |
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政治力 politicalpower |
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育成力 fostering |
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補強力 reinforcement |
その他データ
服装 dress |
基本スーツ |
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趣味 hobby |
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影響を受けた人物 affected |
名言
「成功は必ずしも約束されていないが、成長は必ず約束されている」
引用元:https://the-greats.com/people/5013/words/188972