綿密に仕組まれたモダン3バックを流行させた知性派
監督経歴
現役引退後、リボルノで監督キャリアがスタート。レッジーナ、サンプドリア、ナポリで実績を重ねていく。リボルノでは54年振りのセリエ昇格、レッジーナではペナルティのハンデを跳ね返し残留させる。特にナポリ時代は大きなタイトルに手が届かないもののビッグクラブに五角以上の戦いを見せた。弱小を中堅、中堅を強豪へ着実に押し上げる手腕は評価が高い。
中村俊輔・長友を指導
レッジーナ時代は中村俊輔をインテル時代は長友を指導しており、日本人選手とも何気に縁深い。
主な戦術・フォーメーション
基本3バックを嗜好する
チームやメンバーによっても変えるが基本3バックで、352もしくは343を採用することが多い。ウイングバックの攻撃参加や3バックからのビルドアップが特徴的である。ナポリ時代の蹴らずにビルドアップする3バックはその後他チームの監督にも影響を与えたと言われている。
細かい戦術パターンの落とし込み
戦術練習に多くの時間を使い、攻守に渡って具体的な戦術パターンをチームへ落とし込むことで有名。
監督データ
名前 name |
ワルテル・マッツァーリ Walter Mazzarri |
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国籍 country |
イタリア |
生年月日 birthday |
1961年10月1日 |
指揮チーム team |
2004-2007 レッジーナ 2007-2009 サンプドリア 2009-2013 ナポリ 2013-2014 インテル・ミラノ 2016-2017 ワトフォード 2018-2020 トリノ |
マネジメント management |
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政治力 politicalpower |
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育成力 fostering |
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補強力 reinforcement |
その他データ
服装 dress |
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趣味 hobby |
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影響を受けた人物 affected |
フランチェスコ・グイドリン |
名言
私は360度の角度から選手たちと接し、彼らと対話をくり返した上で、適したポジションと機会を与える。
https://number.bunshun.jp/articles/-/13826