一線を退くも受け継がれる、強度の高いハードプレッシング
監督経歴
現役引退後、アマチュア・2部リーグと経験を積み上げ、ハノーファーやTSG1899ホッフェンハイムを1部昇格に導く。ホッフェンハイムやシャルケ04を経て、2012年にRedBull系列の2つのクラブ「レッドブル・ザルツブルク」「RBライプツィヒ」のスポーツディレクターに就任する。
RBライプツィヒをブンデスリーガ昇格に導く
2012年よりザルツブルクとRBライプツィヒのスポーツ・ディレクター(SD)に就任したものの、クラブ事情などもありRBライプツィヒの監督も努めることになり創設8年目での1部昇格を果たす。18-19シーズンも一時的に復帰し、見事3位でチャンピオンズリーグ圏内でフィニッシュする。
頭角を表すラングニックの弟子たち
ライプツィヒ後任のユリアン・ナーゲルスマン、同じくホッフェンハイムの盟友であるシャルケのデイビッド・バーグナー、ザルツブルク時代に繋がるボルフスブルクのオリバー・グラスナー、ハノーファー監督時代の教え子であるボルシアMGのマルコ・ローゼ、ライプツィヒ時代のコーチだったケルンのバイアーロルツァー、レバークーゼンのロジャー・シュミットなど、近年のブンデスリーガ監督への影響力は計り知れない。
主な戦術・フォーメーション
ライプツィヒでは4-2-2-2の配置
フラットではない442、4-2-2-2の配置が多く見られる。2列目の攻撃的MFは、守備時には開くが、攻撃時にはプレーエリアを中央に絞る。
ボール奪取から8秒以内にシュート
ボール奪取から8秒以内にシュートに持ち込まなければならない」という「8秒ルール」がある。
秒数を管理するために、練習時にはカウントダウンが自動音声で流すほど徹底していた。
監督データ
名前 name |
ラルフ・ラングニック Ralf Rangnick |
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国籍 country |
ドイツ |
生年月日 birthday |
1958年6月29日 |
指揮チーム team |
1999-2001 VfBシュトゥットガルト 2001-2004 ハノーファー96 2004-2005 シャルケ04 2006-2011 TSG1899ホッフェンハイム 2011 シャルケ04 2012-2015 RBザルツブルク RBライプツィヒ 2021- マンチェスター・ユナイテッド |
マネジメント management |
シャルケ時代にビッグネームもまとめあげている |
政治力 politicalpower |
レッドブルグループの成長からも相当高い |
育成力 fostering |
若手を積極的に使うタイプ |
補強力 reinforcement |
若手成長株を補強する |
その他データ
服装 dress |
スーツ多め |
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趣味 hobby |
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影響を受けた人物 affected |
名言
私たちは試合の展開に応じて、細かくシステムを変える。選手は勉強ができる必要はないが、頭の良さがプレーの邪魔にならないことは確かだ
引用元:https://number.bunshun.jp/articles/-/824023
参考URL
ラルフ・ラングニック – Wikipedia
新記録続きの攻撃力。ザルツブルクを見逃すな。~「オーストリア史上最強」は本物か~
ドイツ2部で戦術革命が始まった!?ラングニック、衝撃の“4-2-2-2”